オンライン音楽は、まだまだ発展段階

Online Music Business, Neither Quick Nor Sure

NYTによるオンライン音楽配信サービスに関する記事。

音楽配信サービスが1995年に、ニューヨークのSonicnetによって開始されたころは、インターネットはアーティストによって、自分たちの音楽で直接収益を挙げることができるものだった。しかし今は、レコード会社がしっかりと握り、アーティストは各々のダウンロードでは雀の涙程度しか金を受け取れない。

この記事では一般的に(by and large)、iTunesの成功を受けて市場に参入した企業は成功をしないだろうとしている。なぜなら、iTunesの優れているのは価格ではなく、使い勝手、ダウンロードした楽曲の利用制限の撤廃、そのデザイン、iTunes media playerとiPodとの連携にあるからだと。
#ここらへんは私の主張と一致。

他にも独立系レコードレーベルの品揃えに特化したAudio Lunchbox?みたいなサービスも登場してくるとか。
#ちなみに10月31日に開始らしい。

結論として、この記事では新生Napsterが最大の競合になるとしているがそうだろうか?プレイリストを使うことで他のユーザーの楽曲が聞けたり、掲示板にアクセスできたり、個人的なメールボックスがあったり、自分たちのPCにある楽曲を好きなだけダウンロードできたりするらしいので、優位性があるという主張。

個人的にはNapsterというブランドには、グッズ的意味合いしか価値が無いと思っているが、それは後ほど。