2002年に作り出された情報は5エクサバイト
Silicon Valley:5 'exabytes' of information created in '02, report says
The Mercury Newsから面白いニュースが。UCBのPeter LymanとHal R. Varian(*1)が2002年に世界で作られた情報は5エクサバイト(1エクサバイト=100万テラバイト。テラバイトは100万メガバイト。) に上ると発表した(*2)。
これは、世界人口は63億人が1人当たりが800メガバイトを作り出し、仮にこの800メガバイトの情報を紙で保存する30フィートの本となると。
この膨大な情報は、4つのメディア、紙、フィルム、磁気メディア、光メディアに保存されると同様に、電気的なチャネル、例えば電話やラジオ、テレビやインターネットなどを通じても流れている。90%以上の新しい情報は磁気メディアに記録され、7%がフィルムに、その他のごく僅かなものが紙や光メディアに記録されている。
作り出される情報を国ごとに見ると、アメリカが40%を作り出し、年間1人当たり12000枚の紙を使っている。これはヨーロッパの5000枚と比べてもずっと多い。
残念なことに、Varianはこのプロジェクトを来年は行わないとのこと。その代わりに、存在してない情報を如何にして手に入れるかに焦点が置かれる研究をするらしく。
(*1)Hal R. Varianの代表的な二つの本は次の通り。ちなみにネットワーク経済の法則は、 イー・アクセスの千本さんが翻訳している。
(*2)日本語の解説もあるみたい。
本プロジェクトについて