Skypeのビジネスモデル(Redherring)

RED HERRING | The Business of Technology

SkypeがVCからの出資を受け入れたこと。そしてSkypeのこれからのビジネスモデルとは?

Skypeがファーストラウンドで3500万ドル以下の規模で出資。
2003年8月以来、300万以上のダウンロード。
投資家は、Tim Draperで、VCとしては Draper Investment Luxembourg, s.ar.l(以下DIL)が行う。

DILのマネージング・ダイレクターのHoward Haternbaumによれば、アメリカの携帯電話業者は1人の顧客を捕まえるのに300ドルをかけているのに対し、Skypeでは バイラル・マーケティングが効きやすいモデルで、あるため宣伝費がゼロであるとしている。

Skypeは収益を挙げられていないが、音声サービスは世界中で1年間に1兆ドル。このうち1,000分の1を取り、10桁の収入を目指す模様。

オペレーションとしては、コストを抑えるために16人の組織で、ソフトウェア配信のために僅かな帯域を契約している程度である。Skypeは、ユーザーのPCとインターネットの上で動くため、中継機器に金を払う必要が無い。
しかし来年には、Skypeはプレミアムサービスを開始し、その中でボイスメール、会議、公衆網(PSTN)を会した携帯電話の通話をサポートするようになるため。

公衆網を通るため、通信事業者に対して支払いを行う必要があるがその費用は利用者から、サービス種類/時間/国際電話等のサービス毎のテレフォンカードを発行し、賄う。ただし、Skype同士の通話は無料で行っていく。