オンライン音楽サービス間のファイルフォーマット変換が何気に重要かも。

Wired News: Reaping Profit From Peer-to-Peer

Microsoft CorporationUniversal Music Group(Vivendi Universalのグループ会社)が今年の3月に作ったthe Content Reference Forumから、カスタマイズされたインターネットのリンクを共有できるシステム技術を開始した。これは、ファイル共有を直接的に行う行為への対応策みたい。

分かりにくいので、取り上げられている例を見てみると。
とあるユーザーがMP3フォーマットの音楽を、違うフォーマット(今だとoggとかaacとか?)でもってる友達からゲットしてーと思ったら、the Content Reference Forumから提供されるリンクが、この異なるファイルをMP3に直してくれちゃう、というもん。

コンテンツの価格は、特定のファイルやファイルフォーマットの需給バランスによって変動すると。例えば、ある会社はプロモーション価格で最初のお客に対してはあるファイルとかビデオを提供をするとかね。

Napsterとか、iTunesとか、BuyMusicとか、さらにはPepsiMacが音楽売るようになってきている昨今、確実にユーザーへのリーチは広まってきているものの異なるファイルフォーマットの対応という面ではまだまだ各サービスの自主性に任せているという現状がある。今回のWiredの記事はその面で、the Content Reference Forumが果たす役割、裏を見れば、MSとかUniversalとかがファイルフォーマット
及びその変換技術でイニシアチブ取りたいっていう現れ
かもしれん。