自警録

自警録―心のもちかた

現在、新渡戸稲造にはまりちゅう。非常に先進的な考えをもたれていたんだなぁと感心。その一方で武士道みたいな本も出しているし、多才な人だ。

自警録は、当時の若者に対して新渡戸稲造がこれからの生き方や考え方を語りかけるというもの。
例えば男女の社会的地位、役割についても、肉体的な違いは厳然としてあるため、歴史的に果たさなくてはならない役割が異なってきたという考えをベースとしつつも、女性が仕事や学問に対して非常な勤勉さからそのうち男を脅かす存在になるとその当時から語っているところがすごい。

ちなみに基本的に男だから、女だからという意見には、私は組しない。男らしさ、女らしさってやつも。この男性観、女性観って奴は土地柄によって全然異なるしね。

ラストサムライがヒットしている今、武士道とこの自警録を読んで修身の機会としてはいかが?