Blogのキーマンたち

http://it.nikkei.co.jp/it/njh/zensen.cfm?i=20040604c9000c9&p=1

NECの方以外全員知り合いの会が催された模様。友人がこうして外で話すと妙に新鮮だ。
しかもサービスの当事者として、Blogに関するとても素晴らしい考察/見解を述べているのでまとめてみたい。

1.はてなの近藤さん

(1)ダイアリーから見るはてなの現在

(2)はてなの差別化

  • キーワードの自動リンク機能
    • キーワードを通じて、緩やかなコミュニティーが形成される.

(3)はてなのビジネスモデル

  • アクセスカウンター180円/月
  • ブログを印刷・書籍化
  • 広告:キーワードのページに該当する広告を表示
  • エンジンの外販:ナレッジマネジメントのツールとして企業に販売

2.ココログ伊藤タソ

(1)ウェブコンテンツ
ハードウエアの価格低下やXMLの技術が一般化したことで、少ないコストでより充実したコンテンツの制作が可能になり、消費者発のサービス展開も今後期待できると語った。

(2)Blogの課題

  • 情報倫理
  • 著作権
  • スパム対策
    • >ツールとしてのブログの質を高めてこれらの課題に対応していくべき

3.楽天広場よっしー

(1)Blogの新しさ

  • 「Web作成が簡単になったこと」
    • 特定の機能を「簡単にする」ということが時に非連続なインパクトをもたらす。
  • 「デザインやレイアウトを標準化したこと」
    • デザインの標準化によって、ユーザーが発信するコンテンツ自身に集中でき、コンテンツの質が大幅に向上。
  • 「相互接続の標準化」
    • RSSトラックバックなどの技術が標準となり、普及の遅れていた「XML」や「Webサービス」によるWeb同士の連携が一気に加速。
    • >Blogは「見る、書く」から「多様なコンテンツが編集・連動していく」ためのプラットフォームに。